桜の開花と獣医さん

20℃を超える陽気が続いた為、

春の遅かった磐梯スノーDogsにも

桜前線(?)がやってきました。

来週いっぱいの晴れ予報に

29日(水)の飛行犬撮影会は、満開の桜の下で行うことが出来そうです。

 

そんな暖かな話題の後ですが、

当店の元気娘ミニチュア・ピンシャーもミウラに

トラブル発生。

水曜日のトレーニングを元気にこなし、

帰宅してからお腹がピーになりました。

昨日の朝は、上から数回戻し(嘔吐)

ちょっと様子が変。

午後からかかりつけの病院へ。

一週間前に狂犬病の予防注射とフィラリアのお薬をもらいに来たばかり。

その時、1㎏近く体重が減っていたのも気になっていました。

熱もないので、いつもなら吐き気止めや下痢止めを処方していただき

水分補給の注射で帰るところですが、

今回は、念のための血液検査。

出てきた数値にびっくり。

脱水症の黄疸に

肝臓障害を表す数値は、測定不能。

「普通は、その前に食欲が落ちたり元気が無くなるよ」

と、またまた言われてしまいました。

以前、咬み傷から大きな膿疱を体内で育てていたミウラさん。

いっきに腫れあがり外からわかるようになるまで

食欲と元気は変わりませんでした。

(その時は、死ぬか生きるかの大手術)

今回も、前日まで普通に食事をし

嘔吐した後も他の二頭のピンたちと駆け回っていました。

お薬と療養食をいただき、痛ーい注射も刺されて帰ってきました。

さすがにその日の夜は、ご飯を前に回れ右。

口を付けずに布団に直行。

イオタ、チータが傍で食べていても寝ている方がいい様子。

(こんな光景、初めてです。)

 

今朝になって下痢も嘔吐も止まり、

食欲復活!お薬も食べて(彼女は、飲みません)

なんとか落ち着いた様子。

血液検査の数値が元に戻るのは、一か月では無理なようですが、

安静にして見守ります。

 

うちの犬たちのちょっとした変化からいつも適切な対応をしてくださる

かかりつけの獣医の先生にとても感謝しています。

 

お客様との会話の中で、ペットの治療についてのいろいろな事例が聴かれます。

人間の治療と異なり、血液検査やレントゲンなど

医療費が高額となってしまう為、

こちらかお願いしますと要望しない限り、

対処療法のみで終わってしまい、

手遅れとなるケースもあるそうです。

(極端な場合、飼い主さんの中には、わんちゃんの値段と治療費の値段の比較から、

お金がかけられないと怒り出す方もいるそうです。獣医さんも気を遣うのでしょう。)

飼い主の側でも、容体が普段と違ったり、なかなか完治しない場合は、

踏み込んだお願いが必要なのかもしれません。

健康そのもの、ワクチンやフィラリアしか

獣医さんを必要としないわんちゃんは理想ですが

なかなか思うようにはいきません。

身近に安心してお任せできる獣医さんがいると

心強いですね。