ある晩、夜も更けて、
眠りの浅くなったスノーママは、誰かの視線を感じました。
うっすら目を開けると、そこにじっとこちらをうかがうミウラの目(?)
いつもは、トイレを済ませると
前足で、トントン!布団に入れてくれ催促が…
その夜に限って一向に眠る様子なし。
身じろぎせずにこちらも様子をうかがっていると、
隣室のスノーパパとの間を行ったり来たりで
またもや、じーっと見つめてくる。
「何をたくらんでいる?」
うつらうつらしながら、なんとなく気になり眠れない。
そのうち、先ほどとは違う方向に向かい、足音が消えました。
起き上がって、照明のスイッチを入れると
足元をミウラが走る抜け、スノーパパのベットに。
ベットの上には、バラバラのティッシュが散らばっていました。
「ミウラーッ!」
それらを片付け、ごみ箱も空にして布団に戻るスノーママ。
チータとイオタは、タオルケットをぐるぐる巻きにして爆睡状態。
ホーム犬ミウラは、家族の就寝前にいつも
テーブルの上やごみ箱をチェックしているようです。
臆病なくせにいけないと解っていることを密かに実行するスリルがたまらない
厄介な性格の持ち主。
「今日は、テーブルと椅子の間が微妙に空いている。」とか、
「父ちゃんが、ゴミ箱にまるめたティッシュを捨てた!」とか
「ふんふん、大好きなボールペン見ーつけた!」と確認しーの
何食わぬ顔で皆と一緒に就寝した後、家族が寝静まるのをまって
真夜中のストレス発散、デストロイヤー!
また、トレーニングも指先のおやつを確認してから、指示に従う計算する女。
その晩も、ごみ箱が空になっている事実を認識できずに
更に私たちが寝入っているか、行ったり来たりの確認行動が続き、
午前3時過ぎに眠れなくなってしまったスノーママとパパ。
入れ替わるように布団にもぐりこんだミウラ。
布団をはがすと、とっても迷惑そうな表情をしただけで起きてこない彼女。
「もう、誰のせいなの!」
しかたなく、パパは、真夜中のお散歩に
ママは、事務処理をはじめちゃいました。
お兄ちゃんたちは、ずーと寝ていたのにね。