ドックランを安全で楽しくご利用いただくために

台風一過、久しぶりの眩しい太陽と湖から吹き上げる心地よい風に

出控えていた多くのお客様がご来店。

昨日顔を腫らしてご心配をおかけしたホーム犬テラも復活!

普段と変わらない様子で、朝から大型の仲良しわんちゃんとガウガウ。

 

本日は、なぜ「大型・中型専用ドックラン」ではなく、

「大型・中型優先ドックラン」なのか、時々ご質問を受けるこの違いについて

あらためてご説明いたします。

他のドックラン施設では、専用としているところも少なくありません。

なぜかというと、小型犬にとって危険だからです。

普段、リードで繋がれているわんちゃんの多くは、

ドックラン施設で思い切り走ることに体力と感覚がマッチしていません。

その為、勢いが付きすぎて自由に止まったり、障害物をよけきれない場合があるのです。

他に注意が向いているお客様や、

別の方向から走るわんちゃんと衝突することはよくあることです。

中型以上のわんちゃんが全力疾走したときの破壊力はかなりのものです。

スノーママも真後ろからぶつかられた勢いで尻餅をつき

蒙古斑が出来てしまったことがあります。

小型犬や、小さなお子さんの場合は、蒙古斑ではすみません。

そこで、小型犬には「小型専用ドックランをご利用ください。」

お子様連れのご家族には、

「お子様だけにしないでください。お子様から目を離さないでください。」と、

お願いしています。

一番危ないのは、あいさつも済まさないうちにいきなり走り出す行為です。

恐怖で走り出した小型犬が、獲物を追う本能のスイッチを押してしまいます。

キャインキャインという悲鳴も興奮状態を煽ります。

時々、珍しい犬種見たさに小型犬を連れて「大型・中型優先ドックラン」に

入場するお客様が見受けられます。危険な行為との自覚を持ってご入場ください。

 

磐梯スノーDogsでは、なぜ大型・中型専用としないのか?

それは、大型犬と同居の小型犬を飼っているお客様がいらっしゃるからです。

大型犬と同居の小型犬は、普段の生活から動きの違いを認識しているためか、

常に他のわんちゃんの動きを見ています。側に来た時の身のこなしも違うようです。

多頭飼いの飼い主さんが自分のわんちゃんたちをしっかり見ていられるように

優先という、ちょっとゆるめの括りにしています。

最後は、お客様の責任と判断にお任せしていますが、

ご自分のわんちゃんと他のわんちゃんとが安全に楽しく遊ぶために

ご一考くだされば幸いです。

 

また、冬場は、大自然相手のことで区分けがかないません。

言い訳になりそうですが、夏場のラン程、わんちゃんたちが全力疾走できないので

今まで、二冬は、なんとか無事に営業していました。

先に入場しているわんちゃんたち、後から入場されるわんちゃんたちを

ご確認の上、自分のわんちゃんにあわせて遊んで下さい。

時には、お客様同士の譲り合いもお願いいたします。

当店も、皆様がより満足いただけるよう努力いたします。

最後に愛犬家として、まったく当たり前のこととして

注意事項にも上げていませんでしたが、

ドックラン内で喫煙(さらに吸い殻のポイ捨て)をされるお客様がいらっしゃいました。

わんちゃんが誤飲すれば、ニコチン中毒でたいへん危険な状態になります。

また、飲食も同様で、食べこぼしを拾い喰いすると

命に係わるわんちゃんも多く遊びに来ています。

これらの行為は、すぐに退場していただきます。

料金も変換いたしません。

喫煙は、玄関前の灰皿のある場所でお願いいたします。

他のお客様の行為で見かけられた場合は、

スタッフに教えてください。

ドックランで遊ぶわんちゃんの安全の為、必要なことです。