たいへんながらくブログをお休みしていました。
写真のアップロードの仕方が変わって
通信メディア音痴のスノーママは、
ブログを更新できないでいました。
そうしているうちに
なんと、
チャリティ公演当日が、来てしまったではありませんか。
ご協力いただいた皆様への感謝の言葉と、
当日の感動をお伝えしたくて、もどかしい日々を送りました。
遊びに来てくださったお客様、近隣のペンションやお店に係わる業者の方々、
多くの方たちから協賛金やボランティアのご協力を頂きました。
後援下さった、福島県庁文化振興課、福島県教育庁社会教育課、
猪苗代町、猪苗代教育委員会
本当にありがとうございました。
前日5月31日
屋内ドックランの間仕切りが一部撤去され
猪苗代町の学びーなからお借りした椅子が並べられました。
シャワールーム側の窓に暗幕を掛け
演者の舞香さんたちも到着。前日の会場確認となりました。
そして、6月1日公演当日
大勢のボランティアさんたちの作業で奥の大テーブルがステージに
磐梯スノーDogsの館内が別の空間へと変貌していきます。
作業の合間を縫って演者さんスタッフの遅い朝食。
お天気が良かったので猪苗代湖を一望しながら
窓に犬猫みなしご救援隊が保護活動した時のパネルが並べられました。
入り口のパンフやチャリティグッズも並び終えた頃
お客様がぞくぞく入場し、開演となりました。
もちろん、わんちゃんたちも一緒です。
第一部 犬猫みなしご救援隊の中谷代表のトークショウ。
震災後、3月20日から福島県の警戒区域に入り動物たちを保護したお話、
怖がらないよう防護服、マスク無しで
(内部被ばくしなくて本当に良かったです。)
過敏な報道、風評についても憤りを語っていただき
福島県民として胸がスーッとしました。
時間が許されるならもっとお聞きしたかった。
犬猫ボランティアさんたちによる「鼓動」の朗読。
助けられなかった動物たちへの思いが痛いほど伝わります。
そして、第二部 置き去りにされた命「ハル」
竜馬さんのバイオリンといずみさんのキーボード。
生の演奏。すばらしい音色が会場にひろがりました。
舞香さん、「ハル」の登場。
置き去りにされたわんちゃん、ハルに
養豚場の豚、さくらに
牛舎に住む蜘蛛に
山の中の老犬に
舞香さんの巧みな演技力に観客の想像力のスイッチが入ります。
磐梯スノーDogsの大テーブルのステージが
人のいなくなった街に
民家の中へ
牧場に
山の中へ・・・
動物たちの叫びが聞こえます。
そして、物語の終盤、会場のあちこちから嗚咽がもれました。
就学前の小さなお子さんから隣のお父さんまで、
スノーママもスタッフも鼻をすすり目頭を拭いていました。
長い人生(本当に)、演劇と呼ばれるものを観にゆく機会が
けっこうありましたが、この感動は初めてでした。
小学校や中学校の生徒さんたちにもっともっと観てほしい。
動物の気持ちがわかる子に
飼った動物を大切にする子に育ってほしいから、
もし、教育関係者やPTAでこのブログを読んでいる方がいたら
置き去りにされた命「ハル」の上演を検討してください。
きっと、後悔しないはずです。
最後に演者さん、犬猫みなしご救援隊の方々、ボランティアスタッフと
記念撮影。皆様お疲れ様、そしてありがとうございました。
今回、会津磐梯でご協力いただいた協賛金は、
795,000円になりました。
(当日の募金やグッズ販売の売り上げは含みません。
後日、犬猫みなしご救援隊さんの方で最終の報告ができると思います。)
必要経費を除き
一部は、犬猫みなしご救援隊に保護されているわんちゃん、ねこちゃんのフードに
そして、残りは、福島県の野良猫たちの避妊・去勢手術のために使われます。
ご報告が遅くなり申し訳ありませんでした。
http://blog.livedoor.jp/inunekoblog/archives/27886327.html